展示会プロデュース | KSU PROJECT HISTORY

宗像プロジェクト

活動期間／2013－2018

宗像の行政、企業、機関との連携プロジェクトと成果物

背景

宗像市の行政、公的機関、民間団体、企業等と連携して、主に地域振興を目的とした産学官連携プロジェクトです。

MUNAKATA PROJECT

2013

宗像プロジェクト

連携先：粋工房株式会社

概要

宗像市を拠点とするガラス製品の製作・販売を行う粋工房株式会社伊藤社⾧から、ガラス製品の販売促進に向けてデザイン面での支援要請があり、宗像プロジェクトの活動が始まりました。

特徴

粋工房はガラス製品の商材が多く、商品の見せ方や販売の仕方などを見直すことで、どのような効果があるのかを検証することを初年度のテーマとした。対象はガラス製のアクセサリー商品とし、参加した12名の学生から18アイテムのパッケージデザインが提示されました。その中からテスト販売用のパッケージ案を選び、2013年9月26日（木）から29日（日）まで、「道の駅むなかた」に仮説店舗を設けて、学生が店舗に立ってテスト販売を実施しました。道の駅むなかたは新鮮な水産物が有名で、それを目的に来場する人が多いが、アクセサリー販売は予想以上に効がであったことから、パッケージの充実など売り方のデザインの重要性が確認されました。

MUNAKATA PROJECT

2014

宗像プロジェクト

むなかた季良里

宗像市商工会から、宗像発の菓子スイーツ類、加工特産品、お土産を販売する「道の駅むなかた」の特設ブースのデザイン支援の依頼を受けました。特設ブースについては、来場者への訴求力のあるPOPを含めたコミュニケーション・ツールが弱いという指摘から、商品や店舗のPOP全体の見直しを行い、2014年8月7日に道の駅改装に合わせてブースレイアウトの変更やPOPの設置を行いました。

デザインセミナー

宗像商工会主催で「売れる商品デザイン」セミナーを開催しました。セミナーは参加企業のデザインに関係する課題を約半年をかけて、大学と企業が連携して解決に導く活動です。2014年度は10社の企業が参加し、それぞれの企業課題に対して、参加した学生が商品やパッケージ、ラベルなどのデザイン提案を行いました。

粋工房商品開発

粹工房と共同で、粹工房の製造技術を生かした新しい商品開発に取り組みました。商品コンセプトは、「ガラスに光を当てた時の美しい輝きであり、シンプルな造形に色ガラスの模様を埋め込み、ガラスの下から L E D 照明の光を当てたものです。2015年2月19日（木）から3月4日（水）まで天神イムズで開催した九産大プロデュース展で、テスト販売を行い、¥ 5,000／個という価格であったが好調に販売しました。

宗像コレクション

宗像コレクションとは、宗像の民間企業の集合体で、宗像の魅力を発信し商品の販売促進に繋げていく活動です。2014年6月4日（水）から17日（火）まで、岩田屋本店新館地下2階ライフスタイルビューティーで、宗像コレクションとして初めての展示会があり、そのブースやPOPのデザイン支援を行いました。展示会では当初の目標売上を達成し、今日の宗像コレクション発展の記念碑的な活動となりました。

MUNAKATA PROJECT

2015

宗像プロジェクト

宗像コレクション

2014年にスタートした宗像コレクションの活動は、百貨店やイベント会場などで宗像の魅力発信と商品販売を行っていたが、販売ツールであるパンフレットがなかったことから、制作の依頼を受け、食品編と工芸編の２つのパンフレットを制作しました。

デザインセミナー

宗像商工会主催の「売れる商品デザイン」セミナーの２年目です。この年は８社の企業が参加し、それぞれの企業課題について、現地取材、課題の原因分析などを行い、解決策を導く過程を企業と学生の連携チームで行いました。成果物は、2016年2月18日（木）から3月6日（日）まで天神イムズで開催した九産大プロデュース展でテスト販売し、解決策の妥当性を検証しました。

MUNAKATA PROJECT

2016

宗像プロジェクト

粹工房パンフレット制作

粹工房株式会社より、粹工房の商品パンフレット制作の依頼を受けて、２種類のパンフレットを制作しました。

赤馬館・赤間宿

街道の駅赤馬館は、宗像市東部観光拠点施設として2014年11月にオープンし、主に宗像の観光情報の提供を行っています。2016年4月に赤間館及び宗像市より唐津街道・赤馬館を中心とした宗像東部地域の活性化に関する協力依頼があり、この地域の現状や年間を通して開催されるイベントなどの調査を行いました。2016年11月13日（日）に開催された秋の三大祭りに合わせて、本学主催のワークショップを実施し、祭りに参加した住民から赤間の魅力に関する調査を行いました。その結果から「あかまのおと」というパンフレットを制作するとともに、赤間の魅力を音で表現するインスタレーションを、2017年2月23日（木）から3月5日（日）まで天神イムズで開催した九産大プロデュース展で展示・公開し、宗像や赤馬館のP R 活動を行いました。

MUNAKATA PROJECT

2017

宗像プロジェクト

赤間館

宗像コレクション

2014年に活動が始まった宗像コレクションは、参加企業が増えて2015年に制作したパンフレットでは全ての参加企業の商品情報が掲載されていなかった。2017年度にパンフレット見直しの依頼があり、参加企業を網羅したパンフレットを制作しました。

むなかた季良里

「道の駅むなかた」のむなかた季良里ブースの商品POPの見直しを行いました。

村田木型

株式会社村田木型製作所は、宗像市を拠点とする木型製作・３D技術サービスを業務とする会社です。2017年に木型や木型製作の魅力を広く伝えたいという依頼を受け、廃棄される木型を再利用して造形物を制作する産学連携プロジェクトを開始しました。完成したモデルは、本学のコミュニケーションラウンジで最終プレゼンを行い、完成品は村田木型に納品しました。