​TACHIARAI TOWN PROJECT

2019-2020

太刀洗町プロジェクト

​連携先：大刀洗町、西日本鉄道株式会社

​概要

2020年、町への移住促進や観光客誘致を目指し、町を紹介する「ポスター」・ポスターの内容に即した「動画3本」、「冊子」・冊子の内容に即した「動画４ 本」などを製作し、４月から大刀洗町の公式H P に掲載する予定です。それに先立ち、2019年には無人駅のリペイントと廃止路線バスの再開を弾みとしたフルラッピングバスのデザインを行い製作プロセス動画の製作も行いました。

特徴

大刀洗町は、福岡県の中南域を占める筑後平野の北東部、筑後川の中流域北岸に位置しています。東は朝倉市、南は久留米市、西は小郡市、北は小郡市と筑前町にそれぞれ接している。アクセスは西鉄大牟田線・甘木線などを利用して福岡都市部（ 天神駅、博多駅） から1時間強の距離です。町内にある3つの駅はいずれも無人で、暗く寂しいことから近寄りがたいイメージがあり、バスは2004年に運行廃止となっています。路線バスに関しては、町の粘り強い交渉で2019年10月1日に西鉄バス北野線の大刀洗町乗り入れが決まり、今村天主堂前まで延伸されました。

芸術学部では、明るい駅に作り替えるリペイントと新ルート路線バス用のフルラッピングデザインを実施し、大刀洗町を明るいイメージに作り替えるお手伝いを行いました。デザインに取り入れたモチーフは町木のモチノキ、町花の桜、町鳥ヒバリ、特産品の馬刺、農産物の緑黄色野菜、国指定要文化財の今村天主堂などです。「駅リペイント」のプロセスパネルやメイキング動画は2020年2月から3月に開催された「九産大プロデュース2020」で公開されました。2020年4月からは、芸術学部2～3年次生が中心となった大刀洗町への移住促進を図る「ポスター」「くらし・仕事・観光」動画、「冊子」、「町の紹介・アクセス・移住者の体験」動画などが製作されました。上記、2020年12月までの活動は2021年4月より大刀洗町のH Pで活用される予定です。