​HAKTA-ORI PROJECT

2008

博多織プロジェクト

​概要

博多織の老舗企業である西村織物株式会社と、博多織の後継者育成を目的に設立されたN P O 法人博多織デベロップメントカレッジ（ H D C ） と連携して、オリジナルの帯地を制作し、その生地を使った生活雑貨のデザインに取り組みました。コンセプトは、博多織が身近なものになるように、普段の生活に取り入れやすい博多織雑貨です。オリジナルの帯地は、祇園山笠と那珂川の景色から配色を決め、博多織の代表的な織柄の間道を使用しました。帯地はH D C の学生の指導を受けて、本学学生が織り上げたものです。制作した雑貨は、風呂敷、ランチバッグ、エコバッグ、ブックカバー、マグネットボードです。

HAKATA₋ORI PROJECT

2009

博多織プロジェクト​

​概要

2009年度は博多織企業２社から、帯柄デザインの依頼を受けました。博多輸出絹織物株式会社は、献上柄の帯を学生の視点でリ・デザインするもので、献上柄を帯に小さくアレンジした小柄の帯を提案し、商品化された帯は関東圏で好評でした。鵬翔株式会社は、新しい感覚の帯柄デザインとして川の流れをモチーフにした帯柄を提案し商品化されました。

HAKATA₋ORI PROJECT

2010

博多織プロジェクト​

​概要

九州の伝統工芸の取材で訪問した有田焼の有田製窯株式会社で、共同で新しい商品開発に取り組み、その年の博多織プロモーションで展示することが決まりました。新商品のコンセプトは、「博多織と有田焼の融合であり、博多織を「縁を結ぶ帯」として捉えた縁起の良いブライダルアイテムとして、シンプルな食器に献上柄をあしらい、披露宴のテーブルウェアや結婚式の引き出物の活用を提案しました。完成した食器は、2 0 1 1 年3 月8 日（ 火） から1 3 日（ 日） まで、九州国立博物館１ F 展示スペースで開催した「博多織プロモーション計画３ 」で展示・公開しました。