HANTEN PROJECT

2011-2012

半纏プロジェクト​​

​概要

プロジェクトの課題は、宮田織物株式会社の看板商品である「半纏」のイメージを分析し、現代風のイメージに創り変え、学生世代をユーザーターゲットにおいた商品を提案することです。そのための方法として、①若年層ユーザーに対応した価格を実現するために、既存の形態を基本とし企画コストを抑え、価格に反映させる、②布の組み合わせにより質感に変化を与え、若年層向きのイメージに創り変える、③企業の余剰生産品を利用し、布の組み合わせによるパッチワークやパイピングを念頭においたデザインを検討する以上を設定しました。

特徴

宮田織物の現地見学後、参加した学生は使用する布を選び、自分が着たくなる半纏をスケッチで表現しました。スケッチによる中間発表で、宮田織物から意見や助言をもらい最終デザインに繋げました。今回のプロジェクトでは、学生デザインの半纏を、提案した学生が不慣れなミシンを使って制作しました。完成した20種類の半纏は、2012年2月18日（土）から29 日（日）までJ R 博多シティアミュプラザ博多３Fセンターコートで開催した博多織プロモーション「絹鳴」で展示・公開しました。2012年度には、提案した半纏から商品化が進み、新しい半纏のイメージに合ったブランドロゴやパッケージデザインを提案しました。