
ちびっこプロジェクト
活動期間/2012-2017
子供達に地域の伝統産業の素晴らしさや面白さを学びながら親しんでもらうワークショップ
背景
2011年の博多織プロモーション展にて、博多織をモチーフとしたワークショップを行った。その際、学生から子どもたちに向けて伝統工芸をPRする企画をしたいという提案があり、2012年より工芸を学ぶ学生を中心に「ちびっこプロジェクト」が始動しました。2016年より授業内プロジェクト化しました。
CHIBIKKO PROJECT
2012
ちびっこプロジェクト





概要
博多織の献上柄をテーマとして、子どもたちに3回のプログラムを企画しワークショップを行いました。参加学生は美術学科12名です。

活動内容と成果
子どもたちに向け、3時間ずつのプログラムを企画し3回二わたって実施しました。1回目(9/16) は博多織や献上柄の意味について学び、スタンプで献上柄のエコバッグを制作しました。2回目(9/23) は着物の仕組みを学び、大きな布地に献上柄をスタンピングしました。3回目(10/7) は学生たちが着物の形に縫い上げた献上柄大着物を持参しワークショップの成果発表を行いました。2013年2/16- 3/4はイムズにおいて「地域産業プロモーション」展に大着物を展示、ミニワークショップを実施し広く博多織と本活動について周知しました。



CHIBIKKO PROJECT
2013
ちびっこプロジェクト





概要
久留米絣をテーマとし、まず学生たちが産地見学を行い、久留米絣を学んだうえで興味関心を持つプログラムを企画し2 か所でワークショップを行いました。参加学生は美術学科13名です。

活動内容と成果
久留米絣産地見学によって一番興味を引いた「絣になる仕組み」をプログラム化することとなった。2か所からオファーをもらい、実施しました。1か所目(8/11) 2か所目(8/24) ともに同じ内容です。まず織の仕組みを学び、それぞれが木枠の簡易織機にて絣の模様を織りあげました。さらに、本物の久留米絣を日常生活に取り入れて欲しいと、ティッシュケースもそれぞれ制作しました。2014年3/17- 23はイムズにおいて「地域産業プロモーション」展に成果物を展示し、ミニワークショップも実施しました。



CHIBIKKO PROJECT
2014
ちびっこプロジェクト





概要
博多張子ををテーマとし、実際に型取りから絵付けまで子どもたちに体験してもらう3回にわたるプログラムを企画しワークショップを行いました。参加学生は美術学科15名です。

活動内容と成果
博多張子の起き上がりこぼしとお面を制作するプログラムで、3 回にわたって実施しました。1 回目( 9 / 2 4 ) は博多張子の歴史を寸劇で学び、新聞紙や膠を使って起き上がりこぼしの土台を制作しました。2 回目( 9 / 2 7 ) は同じ技法でお面の土台を制作しました。3 回目( 1 0 / 4 ) は乾燥した起き上がりこぼし、お面に絵付けを行い、完成させる。3 回とも同じメンバーであったことから、子どもたちと学生の間の交流も活発となりました。2 0 1 5 年2 / 1 9 - 3 / 4 はイムズにおいて「地域産業プロモーション」展に起き上がりこぼし、お面を展示し、ミニワークショップでミニ起き上がりこぼしの絵付け体験ワークショップを行いました。


CHIBIKKO PROJECT
2015
ちびっこプロジェクト





概要
八女手漉き和紙をテーマとし、学生たちはまず産地見学を行いました。手漉き和紙を生産する産地は数あるが八女独自の和紙生産の特徴を学び、それらを伝えるプログラムを企画しワークショップを行いました。参加学生は美術学科6名です。

活動内容と成果
「八女手漉き和紙」の特徴である繊維の⾧さを体験してもらうプログラムを企画しました。ワークショップ( 8 / 8 ) では紙芝居で歴史や特徴をレクチャーし、染め和紙を制作しました。その後班に分かれ、自分用のうちわとおおきなうちわをちぎり絵で制作しました。2 0 1 6 年2 / 1 8 - 3 / 6 はイムズにおいて「九産大プロデュース」展に成果物を展示し、ちぎり絵によるオーナメントを制作するミニワークショップも実施しました。




